Dダイマーの新しい臨床応用 パート4


著者: 後継者   

COVID-19患者におけるDダイマーの応用:

COVID-19は、免疫疾患によって引き起こされる血栓性疾患であり、肺におけるびまん性炎症反応と微小血栓症を伴います。COVID-19入院患者の20%以上が静脈血栓塞栓症(VTE)を発症すると報告されています。

1. 入院時のDダイマー値は、患者の院内死亡率を独立して予測し、潜在的な高リスク患者をスクリーニングすることができます。現在、Dダイマーは世界中でCOVID19入院患者の重要なスクリーニングプログラムの一つとなっています。

2. Dダイマーは、COVID-19患者におけるヘパリン抗凝固療法の適応を判断する際に有用です。報告によると、Dダイマー2の基準値の6~7倍の上限値を持つ患者では、ヘパリン抗凝固療法の開始により予後が著しく改善される可能性があります。

3. D-ダイマーの動的モニタリングは、COVID-19患者のVTEの発生を評価するために使用できます。

4.D-ダイマーモニタリングはCOVID-19の予後を評価するために使用できます。

5.D-ダイマーモニタリング、D-ダイマーは病気の治療選択の際に参考情報を提供できますか?海外では複数の臨床試験が行われています。

まとめると、D-ダイマー検出は、VTE除外診断やDIC検出といった従来の用途に限定されなくなりました。D-ダイマーは、疾患の予測、予後、経口抗凝固薬の使用、そしてCOVID-19において重要な役割を果たしています。研究の継続的な深化に伴い、D-ダイマーの応用はますます広がり、新たな応用の章が開かれるでしょう。

参考文献
張立涛、張振禄Dダイマー2.0:臨床応用における新たな章の幕開け [J]. 臨床検査, 2022 Sixteen (1): 51-57